ありがとう皆いい子に育ってくれた

子供たちへ

妻と結婚したのは２４歳の時でした。あれから早４０年です、早かったですね、あっという間に子供が３人出来て子育てに追われていました。

仕事で中々子供を見てやれなかったので子供たちには寂しい思いをさせてしまいました。休みの時には家にいて子供たちと遊びましたが役職が付いてからは日曜日もゴルフなどの付き合いで家に居なくて遊べなくなりました。

そこで子供たちと交換日記を付けることにしました。上の子は小学校５年生、中の子は４年生、下の子は２年生でした。三冊の日記を購入してそれぞれに自分の思いを書きました。子供たちは今日の出来事や学校での出来事、成績、褒められたことなどを書いていました。

自分がそれを読むうちにいかに子供たちの事を知らなかったかを思い知りました。それぞれの日記に丁寧に返事を書き、またアドバイスも書きました。

そうしたら妻がそれを見て凄く喜んでくれて子供達も自分に対して挨拶をしてくれるようになりました。それまではほぼ無視状態でしたから本当に嬉しかったです。中学、高校時代に反抗期はありましたがコミニケーションが取れていたので。みんな不良にはなりませんでした。

そんな子供たちも今では結婚して孫がいます。子供が出来たら親のありがたみが分るのでしょう、毎年子供達がお金を出してくれて旅行に行きます。孫が出来て旅行へ一緒に行けることが出来て本当に感謝しています。

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