ありがとう

彼へ

以前お付合いしていた彼には、新たな価値観を見つけさせてもらいました。

恥ずかしい話ですが、子供のころから我慢我慢と育てられ、経済的にも余裕のない家庭で親は口癖のように「金がない」といい、共働きの両親で真面に向き合ったことのないような親子関係です。
もちろん『お金』に対する感覚はネガティブでした。
ただ、倫理的には厳しい母でしたので大きく道をそれずに今があると思っています。

元証券マンの彼と出会いまず変わったのが『お金』に対する感覚。
彼にとってはツールでしかありませんでした。
増やしたいなら良いことに使うこと。生き金、死に金という言葉を恥ずかしながら初めて聞きました。
意識していると情報は入ってくるもので、本で読んだり他の人が話していたり。自分がどれだけボケーっと生きているのか知りました。

営業マンだった彼だけあって美味しいものを知っていたり、楽しいことを知っていたり、良くも悪くも成長させてもらいました。
お別れした後も友達のように遊び、元サヤ持ちかけられたこともあったけど最近、連絡取らなくなってしまったのは少し残念です。

彼を思い出す度、ありがとうの言葉しかないです。
幸せに生活されていますように。

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