育ててくれてありがとう

おじいちゃん、おばあちゃんへ

いつも、助けてくれて守ってくれてありがとう。

私が、中学三年生のときに父親と二人暮らしになったとき。

最初は順調な生活でしたが、月を超えるたびに父親が家賃滞納や、電気・ガス未払いが浮き彫りになりました。しまいには、電気やガスが止まってご飯もろくに食べていないそんな状態でした。

そのときの私は、とにかく生きるために必死で友達や担任の先生に現状を話して色々と助けてもらってました。そのときの、友達や担任の先生にも感謝の気持ちでいっぱいです。

しかし、いくら食べれることができても先が見えない生活に疲れ果てていました。精神が脆くなってしまうと、体調も優れずに熱を頻繁に出したり。病気は気からとは本当だと実感しました。

私は、自分で何をすべきか考えました。とにかく現状から脱却するには、家庭環境から離れるしかないと思い、学校で電話を借りて祖父母へ連絡しました。ちょうど祖父母達は遠出をしていたのですが、電話1本で「すぐに迎えに行くから」と駆けつけてくれたのは、いまでも鮮明に覚えています。

そのときに、祖父母へと引き取られました。祖父母に引き取られてからは、万全な体には戻れなかったものの当初に比べ体の不調も少なくなったのです。高校の入学金や授業料もろもろ面倒を見てくれました。

中学三年のときは、なにもできなかった私ですが今では一人暮らしで元気に働いています。

本当に育ててくれてありがとう。
また、会いに行くね。

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