反抗期でも母として接してくれたお母さん

お母さんへ

私は大学から家を出て、遠く離れたところで1人暮らしをしています。

高校生まで反抗期で、お母さんとろくに口も聞かず、「夕飯の時間が遅い」、「なんでうちにはお金がないんだ」と文句ばっかり言っていましたね。私には5人の弟がいますが、「お金がないのになんで子供をこんなに作ったんだ」「バカなんじゃないの」と酷いことを言ってきました。

お父さんの収入が少なくて、家事とパートをこなしてきたお母さん。今私が1人暮らしをして、家のことやアルバイト、学校など1人で全部するようになってから、お母さんの有り難みが痛いほど分かるようになりました。

子供を6人も産んで、家事をしながら、働きながら育ててくれたお母さん。家から出て、お母さんの凄さを実感して、私をここまで育ててくれたことに感謝しかありません。

酷いことを言ってきたのに、まだ娘として私のことを心配してくれるお母さん。私はもうすぐ社会に出て就職します。これからは私が、何があってもお母さんを支えようと思っています。

お母さん、産んでくれて、育ててくれてありがとう。これからも元気でいてね。

お気に入りに入れる