- 06 夫・主人へのありがとう
- 2018.10.05
無口無表情の旦那様へ
みや
夫へ
私は絶対に「メガネ」で「不愛想」で「無口」な男には嫁ぎたくないと思っていました。
あなたに嫁いだのは、あなたのお父様が素敵だったからです。
そこのところを勘違いしないでくださいよね! と嫁いだばかりの頃に宣言したら、持ち前の無口と無表情で肩をすくめて無視しましたね。
ちょっとは怒ると思っていたのに、ちっとも相手にしてもらえなくて腹を立てたんですから!
しばらくは家業を継がずに、外で勤め人をしていましたね。
サラリーマンの妻をさせてくださって、大きい家の嫁としてではなく普通の夫婦みたいな生活をさせてくださったのには驚きました。
予想外のことに、それなりの覚悟をして嫁いできましたがちょっと気楽で嬉しかったです。
それにしても、ちょっとはその不愛想で無口なところは治りませんか?
メガネを外したら美青年というか美壮年なんですから。勿体ないことこの上ないと思うんですけど。
私がおっちょこちょいでミスをしたとき、笑いもせずに無表情で
「まあ、人間だからな」
っていろいろと片付けてくれるのも有難いです。
無口不愛想だけど、いい男だと思います。
すごく幸せです、私。
なんだかんだ、確実に私の事を守ってくれてありがとう。
平成生まれ、平成育ちなのに、こんな旧式の結婚。
思ったより悪くないです。
ありがとう。
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