辛い日々から救ってくれてありがとう

主人へ

今の主人とは私が子供２人を連れての再婚で、お腹の中には主人との子がいます。数年前までの私は、前夫が借金と女を作っていなくなってしまい、小さい子供２人を抱えながら生きていくのに必死で、心から楽しいと思えることがなくなってしまい、子供の前だけではと頑張って笑顔でいました。そんな毎日の中で今の主人と出会い、交際をしていくうちに前夫との嫌な思い出も笑って話せるようになり、楽しいと思える日々を過ごすことができるようになりました。 主人との子がお腹に宿って家族という幸せを手に入れました。家族ではあるけれど、やはり難しいこともあり、子育てのことで何度も何度もぶつかったり、嫌になったり、日々の感謝の気持ちを当たり前のように思ってしまっていた私自身もいて、ありがとうの言葉がなくなってしまっていました。ある日主人と大喧嘩をした翌日、私はごめんの一言を言えず顔も合わせずに主人は仕事へ行きました。主人が私に何も言ってこないことに対しても苛々としてしまい、夜ご飯は実家で食べようと、主人のご飯も用意せずに何も言わず、子供２人を連れて実家へご飯を食べに行きました。わざと時間を遅くして自宅に帰ると、主人は自分のお部屋にこもっていて一言も言葉を交わしませんでした。喉が渇き、冷蔵庫を見ると私の大好きなケーキがたくさん買ってありました。それを見た瞬間、私は最悪だなと涙が出てきてしまいました。今まで主人の優しさに甘えきってしまっていた自分への罪悪感で、その時に久しぶりに感謝の気持ちを取り戻すことができました。
あの辛かった日々から私たち親子を救ってくれてありがとう、心の底から思います。主人には、色々と感謝しています。これからも、家族として頑張っていこうね。

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