- 01 お母さんへのありがとう
- 2018.08.07
お弁当
だい0711
お母さんへ
毎朝、お弁当を作ってくれてありがとう。
私は30歳をすぎ独身です。未だに母からお弁当を作ってもらっています。
職業は、会社員。社員食堂があるのですが、とても不味く、何より誰かの為に料理を作っているという気持ちが伝わってきません。だから反骨精神で自分でお弁当を作りだしました。料理を作ることが好きだとはいえ、なかなか栄養たっぷりなお弁当は作れません。
それをみかねた母が、では作ろうと言ってくれました。
初めは職場の人からも、急に私が彩り鮮やかな弁当を持ってきたものだから色々と詮索されました。少し恥ずかしい気持ちにもなりました。
それでも、とても美味しく、何より自分の好きな食べ物と、栄養のバランスをこれほど考えてくれる弁当は他にありません。ありがたや。今、私は一人暮らしをしているので、母が作る食事は数年間まともに食べていません。久しぶりのおふくろの味はとても懐かしく。今日はどんなメニューなのだろうと毎日が楽しみです。
私もいい歳でいつまで母に甘えているのだろうと自己嫌悪におちいる日もあります。が、母は私のことが心配な気持ちと、作ることが楽しみと言ってくれています。だから、こういう部分では甘えて、他のことでしっかり親孝行ができるよう頑張ろうと思います。
お母さん、いつも愛情弁当ありがとう。
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