そっと見守ってくれてありがとう

友人とは大学入学の時に出会って、もう20年以上の時がたちました。

あの頃は20年後のことなんて想像もしなかったです。20年たってもずっと付き合いが続いてるだなんて、不思議な気がします。

今も昔も、私にとって最も大切な人の一人です。

この20年の間には、私にも友人にも様々なことが起こりました。その中でも去年、私の身に起こった不幸はとびきり大きな出来事でした。

大事な身近な存在を亡くした私を、友人はただ黙ってそっと見守ってくれました。どんな言葉よりも、その存在が私を救ってくれたのです。

あの時に友人が贈ってくれた本は、今では私の宝物です。時々、やりきらなくなったときにページをめくっては、物思いにふけっています。そうすると、波立った心が静かに落ち着いてくるのが分かるんです。

なかなか頻繁には会うことはできないけれど、それでもいつでも心の中には友人がいます。いつも本当にありがとう。

いつか私も友人の助けになりたいと心の底から思っています。

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