中学のときの担任の先生へ

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担任の先生へ

中学三年のときに、高校進学を勧めてくれてありがとうございました。何も目標がなく、進学を諦めていました。三者面談で、高校入学に興味がないと伝えた私に、先生は高校に行く目的を教えてくれました。私はそれまで学校には勉強を行いに行くものだと思っていました。勉強の嫌いな私は、学校へ行くことの意味がわかりませんでした。しかし、先生は「自分の将来を考えるために学校に行くべきだ。学校に行けば、3年間という考える時間ができる」とアドバイスをしてくれました。学校へは、自分の将来を考えるために行く。この言葉がずっと残り、無事に高校を卒業しました。その後、大学へ行きやりたいことを考えるためにもう4年使いました。しかし、やりたいことが、はっきりとは分かりません。でも、自分と同じような学生に同じ言葉を伝えたいと思いました。そこで、大学卒業後に学校の先生になることにしました。それから、日々奮闘しています。コロナのざわついたご時世です。そのなかでも、学生の道知るべになれる先生を目指しています。またまだ、未熟な自分ですが、今の自分があるのは、先生のおかげだと思っています。オンライン授業などいろいろ囁かれていますが、先生が真剣に私に伝えてくれた対面の言葉、熱意、態度は今でも思い出します。人とのつながりを大事にしつつ、生徒の心に響くアドバイスができるように日々努力しています。先生の存在、出会った奇跡、そしてアドバイスにありがとうと伝えたいです。

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