『嫁』ではなく娘と読んでくれてありがとう

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義母と義姉家族へ

出会いは今から十数年前、十代で妊娠し結婚の挨拶に行ったのが初めての対面でした。
高校卒業したてで金髪にしたての私。
黒髪にする余裕もなく会いに行きました。今なら「こんな子が嫁にくるなんて」と心配しただろうとわかります。母になれるのか、逃げ出すんじゃないかと心配したそうです。
一度は反対され、それでも産む決意をした私達を快く受け入れてくれました。
当時旦那が単身赴任状態だった私は猫と二人きり。
寂しくないようにと義母達は家に訪れてくれたり、一緒に出掛けようと良く外に連れ出してくれました。そうして打ち解け初めて若かった私もすんなり本当の家族になれてきた気がして嬉しかったです。いろいろ話すうちに妊娠報告した時の話になり『万が一逃げるような事があれば私たちが育ててやる』とまで覚悟したそうです。
正直成すがままに生きてきた私にしっかりしようと思わせてくれた言葉でした。子供が産まれるときも私の実家には戻れなかった事情があり、義母が付き添ってくれました。まだ十代の私にはどんなに心強かったか。感謝してもしきれません。
義姉も、長女の私には本当に姉が出来たようで嬉しかったです。
ちょうど義姉も同じ時期に出産し先輩ママでもある為凄く頼りになっていました。
私が子育てを放棄しないでいれたのは本当に義家族のおかげだと思っています。
義理という言葉は付けたくないくらいです。
『あなたは嫁じゃなく娘。息子の方が婿みたいだよね』と言ってくれます。笑
世間一般の嫁姑問題を良く目にしますが、本当無縁なくらい。って誉めすぎて調子のっちゃうので直接は言いません。だからこの場を借りてひっそりと伝えたいなと思いました。
いつも心配してくれてありがとう。
家族にしてくれてありがとう。
長生きしてよね!!

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