幼すぎた恋だけど・・・

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娘の初恋の君へ

伝えたかった。伝えれなかった。今でも悔やまれます。
でも本当はもっといっぱい話をしたかった。聞きたかった。

夢見るような不思議な男の子でした。
娘の初恋の男の子でした。

お互いが幼すぎて、喧嘩ばかりで娘は大好きすぎて
言いたいことがあっても、嫌われるのが怖くて言えなくて
そのうち嫌なことを言われたのが胸の中いっぱいに広がりすぎて、傷つき
辛くなって別れを一方的に告げてしまった。

あなたもひどく傷ついただろうに、それでもまた暫くしてから
復縁してくれた。

娘も今度こそ長くつきあいたいと望んでた。
でも君はまた彼女を傷つけてしまった。

娘が辛すぎてその痛みが私にも伝わってお互いがすごく苦しんだ。
また別れを告げた娘に君は絶望して、もっと自分自身を傷つける行為に走ってしまったね。

それからの君は、人が変わったかのように闇に落ちていった。自らを傷つけるかのように。
ずっと心配してた。でももう切れてしまったまま、何も私は救えない。
娘も心の痛みで病んでいた。「どうしてこうなってしまった」
その想いで時は止まったままだった。

でも今は、時間とともに傷を癒しつつあります。
お互いが幼すぎて、娘のわがままにつきあってくれてありがとう。
私は君が大好きだった。
今でも心残りで気にかけています。

娘も本気で君のこと大好きだった。
君と出会えてよかった。本音はこれからもずっと友達としてでもいいから
娘とつながっていて欲しい。お互い友達作るのへたくそな君たちは
とてもよく似たもの同士な所もあったよ。

娘の初恋は酷く痛みを伴うものだったけど、
君に出会えて知り合えて嬉しいよ。
娘と交際してくれてありがとう。
また君に会いたいよ。

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