一生、感謝し続けます

旦那へ

子供らは、無事に育っていますが、色々ありました。出産の前の数年間、嫁である私だけがしんどい思いをしてるのではなく、旦那にも一緒にしんどい思いをさせてしまいましたが、文句一つ言わず、ひたすら優しくしてくれました。

私は酷い不妊症で、何度も手術、流産を繰り返しました。痛い、苦しい、お金もかかる。自分には生きてる価値もない、と思いました。子供が欲しい旦那には、今すぐ別れてあげることが一番良いのではないか、と離婚を申し出たこともありますが、受け付けてもらえませんでした。

ようやく手術が成功し、着床。しかし、７週目にはもう早速つわりが始まりました。不妊症治療の時には、家事すらまともにできず、流産しては泣いてばかり。妊娠したら今度は吐いては倒れ、家を汚し、逆流性食道炎で点滴入院。

せっかく待望の妊娠だったのに、毎日が地獄でした。しかも、出産当日まで続いたのです。

しかし旦那は、家事をしない私を責めず、欲しい物を会社帰りに買ってきてくれました。「俺が代わってやりたいけど、できないからな。男にできない凄い仕事してくれてんだから、気にしなくていいよー」

…こんな優しい人間の家族になれたことが、何より自慢でした。

旦那は今ではワガママも言うし、できていない家事等に対し文句を言うようになり、たまに喧嘩しています。でも根底にその「ありがとう」があるので、今後旦那に何かあった時には一番の味方になりたい、と日々感謝しながら生きています。ありがとう。

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