宝物をくれたあなたへ

中学校で3年間同じクラスだった友人のYさんへ。
あなたのおかげで、私は一人じゃないと思えるようになりました。
小学校も一緒だったけど、その時は面識がなくてお互い何となく存在を知ってるくらいの立場だったのがウソみたいだよね。

図書室で、共通の友人を介して話したのが最初でした。
初対面であんなにハイテンションに絡みにいってごめんね(笑)読書友達が少なかったから、私も好きだった本を読んでる人がいたのが嬉しくて、つい話しかけてしまいました。
真面目にならなきゃって、普段は必死になってて、人と打ち解けるのが苦手だった私だったけど、あなたと小説の話や、くだらない話をしているときがとっても楽しかったです。あと、あなたが自作の小説の案を話しているときの、楽しそうなキラキラした笑顔が大好きでした。

卒業式の日に言ってくれた、「最初は怖い人なのかと思ってたけど、イメージと違ってとても優しくて楽しい人だった」という言葉は、当時自分が好きになれなかった私にとって、一生の宝物です。
その言葉があったから、今の私がいます。
その言葉のおかげで、自分に自信がもてて、私も好きに生きていいんだと思えるようになったから、今でも頑張っています。
照れ臭くて言えなかったけど、私も、最初は内気で仲良くしてくれるとは思っていませんでした。でも、男子と喧嘩しそうになった時に、私のためを思って止めてくれたり、おすすめの本を毎日教えてくれたり、本当に優しいあなたと仲良くなれて、よかったです。

なかなか地元に帰れなくて、会う機会もあまりないけど、きっと、胸を張って帰ってこられるように頑張ります！
なかなか行けなかったから、今度会えたらご飯に行こうね！

本当に、ありがとう。

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