雪かきをしてくれてありがとう

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隣の家のおじさんへ

ちょうど一年前の冬のことです。私は早歩きをしていて、段差を踏み外してしまうというどじをやってしまいました。足をねんざしてしまって、立っているのが大変なほどの激痛がありました。

かさを杖代わりにして、ポストにゆっくり歩いていると、隣の家のおじさんが「どうかされましたか?」と尋ねてくれたのです。「いやあ、お恥ずかしいのですがちょっと足をひねってしまったんですよ。」と言うと、「痛いでしょう、お大事に。」と言ってくれ、私はお大事にと言われただけでも心がほっこりして、うれしかったです。

そして、その数日後に大雪の天気予報が出ました。いつもでしたら、軍手をはめ長靴をはき、張り切って雪かきをするところですが、この足の状態では無理です。どうしよう・・・。雪が降らないことを祈るばかりでした。

しかし、雪は降ってしまいました。しかもここ数年間なかったような雪の量です。雪かきをできないまま何時間か過ぎていきました。すると、窓の外からざっざっという音が聞こえてきました。カーテンを開けて外を見ると、我が家の前の道路の雪を、隣の家のおじさんが一生懸命にかいてくれていたのです。

あわてて玄関から道に出て、「申し訳ありません。」と恐縮していると、「困ったときはお互いさまですから。」とニコニコして雪かきを続けてくれました。

後ほどお礼に伺った時も、恩に着せるような風もなく、どれほど有り難かったかわかりません。おじさんに何かあったら今度は私が一生懸命力になりたいと思います。

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