いつもそばにいてくれてありがとう

大好きな旦那様

結婚して半年ほど経ったとき、私たちは赤ちゃんを授かりました。当時は旦那様の海外駐在に帯同してきてまだ一か月ほどしか経っていない時期で、環境にも不慣れな中での妊婦生活はとても大変でした。

つわりがとてもひどく外に出ることもできずに、近くに頼れる人もいない。旦那様も毎日、夜遅くまで働いていました。においがとにかく無理で、ご飯を作ることもろくにできませんでしたが、旦那様はできる限りの家事をなるべくこなしてくれました。

ところが、つわり生活が一か月ほど経過したころに私は流産をしてしまったのです。とても悲しくて、なかなか受け入れることができませんでした。

初めは旦那様と二人で泣き続ける日々だったのですが、一週間ほどで旦那様の涙は止まりました。理由は、一番つらい思いをしている私を支えることが自分の仕事だと気づいたからと言っていました。

私はそんな旦那様の優しさにもまた涙が止まらなくなり、ありがとうが溢れました。

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