お父さんありがとう、素直になれなくてごめんね。

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私は小さい頃からお父さんが苦手で、毛嫌いしていました。それは、私が、成人して26歳になるまで、続きました。

理由はささいな出来事がきかっけでした。特に思春期の頃は、避けまくっていました。

同じ空間にいるのも嫌で、一緒にご飯を食べたり、出かけたり、同じ部屋で、テレビを観たりすることもありませんでした。

でも、いつも私のことを気にかけていてくれたのはお父さんでした。高校生の時に初めて、彼氏が出来て、夜遊び歩くようになった時のとこです。

お父さんは、私には直接何も言いませんでしたが、母に私のことを、もっと良く見なさいと怒っていたようです。あとから母から聞かされました。

それから、私が、成人式に行きたくないと言うと、父が記念だから振袖を着て、写真でも撮りなさいと、いってくれて、晴れ着をきることもでしました。

また、私が自宅で、頭をぶつけて、3針縫うけがをした時も、病院に連れて行ってくれました。その時に、医者に、「女の子だから。傷が目立たないように」と頼んでくれました。

私は、感謝の気持ちを伝えることがいつまでたってもできませんでした。

私が病気になり、入院することになった時は、仕事が終わると面会に来てくれ、何も私は話さないけど、「おー元気にしてるかな?」と顔を見に何度もきてくれました。

誰よりも、私のことを大切に愛情を注いで育ててくれたのに、私は、素直になれずに、大人になるまで、わだかまりが消えず、それでも、お父さんの誕生日や、父の日だけは、感謝の気持ちを言葉ではなく、物で、伝えるしかできませんでした。

初めて、打ち解けたのは、26歳の時でした。私は正直にお父さんに「お父さんは怖かった」と言いました。すると。お父さんは、小さい時は厳しくしたっほうが私の為だと思いあえて、厳しくしたのだと。私は、今思えば、父に厳しく育てられて良かったと思っています。

いつの時もどんな時も、私のことを心配してくれて、応援してくれて、結婚するまでの33年間愛情込めて育ててくれて、本当にありがとう。感謝の気持ちでいっぱいです。

お願いだから、長い生きしてください。

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