心が壊れそうなあなたに

大切な、大切な友人へ

同じ高校で、同じ部活で青春を過ごしたあなた。大学生になって、あなたはひとり遠くの街へ行ってしまいました。またみんなで集まろうね。そういった矢先で広まった新型コロナウイルス。オンライン授業にバイト⋯。いつしか部活のグループラインも止まってしまいました。
最後にみんなでオンラインで顔を合わせたとき。そのときのあなたがいつものあなたじゃなかったことに、気づくことができませんでした。遠くの街で、家族も、友人もいないなか、ずっと家にひとりでいたあなたの心に叫びに、もっと寄り添えばよかった。それから数か月後、あなたから、「つらい」と連絡が来ました。その日からいくらラインを送っても、既読はつかないまま。今あなたはどうしているのですか。元気にしているのでしょうか。
毎日あなたのことが心配でたまりません。
もし、あなたがこれを読んでくれたのなら、伝えたいことがあります。
いつも自分を犠牲にして、みんなのために動いてくれて、ありがとう。
こんな不愛想な私に根気強く話しかけてくれて、ありがとう。
私がつらいとき、黙って話を聞いてくれて、ありがとう。
まだまだたくさん、あなたに伝えたいありがとうがあります。
私の青春にあなたがいてくれて本当に良かった。
はやくあなたに会いたいです。

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