５年間支えてくれて、ありがとう

同棲している君へ

今年の夏で、住み慣れたマンションをあとにします。

思えば、出会った新卒時代から、パワハラ的な態度で接する私に
何も言わず、私の話を静かに聞いてくれていましたね。

元彼と別れたことを伝えて、家まで送ってもらった時
「僕じゃだめですか？」と玄関で告白してくれたこと
今でもすごく覚えています。

そこから、すぐ会社を辞めた私と、一緒に同棲してくれて
横暴な私をずーっとサポートしてくれましたよね。

もともとHSPで繊細な私は、仕事で疲れて、家では何もしませんでした。
繊細で疲れやすいことを理由に、あなたが料理や洗濯をしてくれることが
当たり前のような態度をとっていました。

でも、本当は、すごくあなたの優しさに救われていました。
時には、普段怒らないあなたが、甘えすぎの私に喝を入れる時もありました。

その喝が私を思いやる、あなたの優しさだということはわかっていました。

５年間も共に生活を送りながら、ろくに感謝の言葉や幸せだったことを
言えていない点は、私の最大の反省です。

だから、今更遅いかもしれませんが
この場を借りて言わせてください。

新卒時代から、約５年間、私を支えてくれて、本当にありがとう。
あなたが健康で平穏に生活する将来を、願います。

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