いつもありがとう。

娘へ

まだ十代の娘ですが、２年前に母親である私が再婚し、遠い海外で暮らすことになりました。なかなか海外生活も難しく、言葉というよりは田舎すぎで、周りにほぼ日本人がいなく、わからないことばかりで何かと大変ですよね。また、私がまだ仕事に就けていないため、いろいろ我慢させてしまっているけれども、愚痴をいうこともなく、朝早くからバスに乗って学校へ通っていってくれて、ありがとう。早朝寒い中、バスを待っているのはきついかもしれませんが、何とか早く仕事を見つけて車を購入できるようにするからね。大雨の時には、いつも心配です。
それから、再婚相手の人は、機嫌がいいときには面白く、思いやりはあるのですが、糖尿病を抱えているため、血糖値が上がるとすぐ怒りに走ってしまうよね。結構気を遣うから、貴方は毎日の食事が楽しくないといっていましたが、本人の前では文句を言わず、我慢してくれていますよね？私も、同じように思うことは多々ありますが、なるべくスルーして、楽しく過ごせるように頑張ろうね。私自身、我慢しすぎると苦しくなるので、娘の貴方に、愚痴ってばかりいっていますが、いつも話を聞いてくれて感謝しています。本当は、愚痴を言うことは良くないことだし、ましてや愚痴を聞いてくれる人にとっても良くないことなので、早く辞められるよう楽しいことを沢山考えていくことにしますね。
これから、楽しい未来が沢山開けている貴方の人生、幸せになってね。唯一血のつながった家族だから、お互い大事にしていきましょうね。いつも、ありがとう。

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