幸せをありがとう

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天国に行った息子へ

あなたが生まれた日、お母さんはお母さんの人生で体験したことのない痛みを味わいそしてあなたが生まれました。それからはあなたにおっぱいをあげるたびに愛情が増し、大きくなるにつれておっぱいを飲みながらお母さんの顔を上目遣いで見てましたね。最初に言葉を覚えたのは1歳過ぎたくらいでしたね。寝る前に『か・ぎ(鍵)』と言うと真似して『か!・ぎ?』と一生懸命言ってましたね。おばあちゃんの家に行った時、ご飯茶碗を両手で抱えておじいちゃんに持って行きましたね。
あなたがわがままを言うようになって一度頬を叩いた時に泣いたあなたの顔が焼き付いて今でも思い出すだけで胸が痛いのです。あの時心の中で何度も『ごめんね・・ごめんね・・』って謝っていました。
ある日、機関車トーマスで遊んでいた夜はとても楽しそうでした。翌朝体調が悪くなり病院に連れていくと即入院となりました。付き添いで寝ていると、ある日の朝早くにベッドから抜けようとして思わずベッドに戻したけれどその日の朝に天国へ召されました。今までどれだけあなたを愛してきたか、あなたの笑顔、あなたの声、ひとつも忘れることなんてありません。お母さんの人生であなたと過ごした日々がとても幸せいっぱいで、『ありがとう』を何百万回言っても足りません。
幸せをありがとう。笑顔をくれてありがとう。私のところに来てくれてありがとう。あなたは一生お母さんの大事な大事な子供です。

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