おじさんの温かい言葉

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近所のお店のおじさんへ

主人が亡くなって2年半たちました。
一番下の子はまだ4歳。
時々、「パパいつ帰ってくるのかな」と、つぶやきます。

そんな下の子とよく行く公園の近くに、建築材料を売っているお店があります。
ここで働いている一人の小柄なおじさん、この方は主人と友達だったというより、知り合い程度の付き合いをしていました。

おじさんは朝から夕方まで、いつもせっせと働いていますが、私と子供がお店の前を通り過ぎる時だけ、仕事の手を休めます。
そして、「今日も天国でパパが笑っているよ。」と、言って子供を抱っこし、ポケットの中からお小遣いをくれます。「これは天国のパパからだよ。」と、言って。

亡くなったことにストレートに触れる人がなかなかいない中、このおじさんのストレートな温かい言葉はいつも私たちに響きます。時に涙がこらえられなくなるほど。
おじさん、いつもありがとう。おじさんの言葉は私たち家族の中でいつでも温かく残って、輝いています。

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